直球平均球速164.1キロ 最速更新のハム大谷翔平が地球の裏側でも話題に

ホークス戦で守護神起用、日本記録の165キロ連発

 16日のCSファイナルステージ第5戦(札幌ドーム)で3点リードの9回にマウンドに上がり、ソフトバンク打線を圧倒した日本ハム・大谷翔平投手。「3番・DH」でスタメン出場しながら自身初めて指名打者を解除して守護神を務め、圧巻の3人斬りを見せた。日本最速を更新する165キロも3度記録し、プロ初セーブもマーク。そんな二刀流右腕の活躍は海外メディアにも取り上げられている。

「22歳にしてレジェンドは輝きを増している」と称賛したのはブラジルの野球専門サイト「セグンダ・ベイス」だ。

 直球は全て163キロを超え、全8球の平均球速は驚異の164.1キロ。151キロのフォークあり、145キロのスライダーあり、圧巻の15球で2三振を含む3者凡退に仕留めた。見どころ満載だった試合について同サイトは「ファイターズはオオタニの新記録達成とともに日本シリーズに進出」との見出しで特集記事を掲載。逆転劇をもたらした中田や杉谷らの活躍にも触れつつ、「この試合で最も偉大な瞬間は9回に訪れた。 NPBで最も完成された選手、ショウヘイ・オオタニは指名打者としてプレーし、勝負を締めくくるためにマウンドに上がった。クローザーとして全球を全力投球し、出塁を許さず。日本最速記録を更新する時速103マイル(約165キロ)を3球投げた」と伝えた。

 日本球界に衝撃を与えた伝説的な15球は地球の裏側にあるサッカー大国でも伝えられている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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