「イチロー獲得」は任天堂の功績 米メディア「様々な良いことをしてきた」

任天堂の功績は「例えばチームのレジェンドであるイチロー・スズキとの契約」

「任天堂はマリナーズにとっても様々な良いことをしてきた。例えばチームのレジェンドであるイチロー・スズキとの契約だ」

 特集ではこう評価している。マリナーズは2000年11月、オリックスからポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦に踏み切ったイチローとの交渉権を獲得。3年総額1400万ドル(約14億5000万円)で契約を結んだ。イチローは1年目の2001年に圧巻の活躍でMVP、新人王、首位打者、盗塁王を獲得。この年から10年連続でシーズン200安打、オールスター出場、ゴールデングラブ賞獲得も達成。2004年にはシーズン262安打のメジャー記録を打ち立てた。球団の“レジェンド”となったイチローの獲得は、任天堂の大きな功績だと振り返っている。

 マリナーズはイチローだけでなく、佐々木主浩投手、長谷川滋利投手、岩隈久志投手、川崎宗則内野手、青木宣親外野手ら多くの日本人選手を獲得した。

 特集では「新しい地元のオーナーは勝つことにより神経を払うだろう。なぜなら負けることによる大きな批判を避けるたいと思うはずだ」とも分析。マリナーズはイチローのルーキーイヤーだった2001年を最後に、プレーオフから遠ざかっている。新たなオーナー体制の下、来季はどんな戦いを見せるのか注目したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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