前田健太のドジャースWS進出逃す!エースが5回KO&打線は2安打無失点

2勝1敗で迎えた第4戦から3連敗…28年ぶりWS進出の夢叶わず

 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦が22日(日本時間23日)にシカゴで行われ、中地区1位のカブスが西地区1位のドジャースを5-0の完封で下し、対戦成績4勝2敗で1945年以来71年ぶりワールドシリーズ進出を決めた。前田健太投手を擁するドジャースは、エース左腕カーショーが先発したが、2被弾を含む5回5失点でKO降板。打線は1安打無失点という屈辱的な結果で、2016シーズンに幕を下ろした。

 今プレーオフで八面六臂の活躍を見せたエース左腕カーショーが力尽きた。中5日でマウンドに戻ったが、初回に先頭から2連打で1点を先制されると、味方失策も絡んで失点を重ねる。2回にも2安打で1失点、4回と5回にはそれぞれソロ弾で1点ずつを失い、ボディブローのような失点が響き、5回5失点、93球でマウンドを降りた。

 打線も沈黙した。カブス先発の左腕ヘンドリックスに手も足も出ず。初回先頭トーレスが右翼へヒットを放った後は、2回1死からレディックが相手失策で出塁したが、8回1死からそのレディックが中前打するまで無安打に抑え込まれ、エースを援護することができなかった。

 ドジャースは、第3戦終了時に2勝1敗とリードを奪いながらも、第4戦から3連敗。28年ぶりのワールドシリーズ出場の夢が敗れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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