現役最終登板迫る黒田博樹 引退決断に米国ファンからも惜別の声相次ぐ
古巣ドジャースファンからも惜別の声「彼と家族はとても愛されていた」
また、「元ヤンキーの黒田が日本シリーズで引退する」とのタイトルで伝えたESPNの記事では、ヤンキースファンに加えて、ドジャースファンからも惜別の声が相次いだ。
「1990年代中盤以降で私が知る限り最悪の援護をクロダは受けていた」
「クロダ、グッドラック。ヤンキースが彼にもっとよく出来ていたらよかったのに」「同意。クロダはいつも1-0か何かで負けていた!! 彼はヤンクスにとっていい先発だった!」
「(彼は)元ドジャーでもあったよ! 数シーズンしかいなかったけど、彼はLAにいる間、応援を楽しめる質の高いピッチャーだったし、ニューヨークに行ってからも良い投球をしている姿を見られて幸せだった。引退おめでとう、ヒロキ!」
「クロダは素晴らしいピッチャーだった。ほとんどの年で30試合以上、200イニングを投げた。防御率は3点台前半だった。5日に1回ボールを手に取り、中身のあるクオリティー・スタートをしてくれた。いい人生を!」
「彼と家族はドジャーとしてとても愛されていた」
黒田に対する援護の少なさは日本でも報じられることが多かったが、米国のファンも全く同じ印象を抱いていたようだ。そして、その中で我慢強く投げ続ける姿が、多くの人の心を掴んでいたことは間違いない。
日米のファンに惜しまれながらユニホームを脱ぐ黒田は日本シリーズで最後の勇姿を見せる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count