ダルビッシュの復帰1年目に番記者もファンも「A」評価 「さらに良くなる」
読者へのアンケートも「A」評価が最も多い46.34%
さらに、直球の割合が増えたことを指摘。一方で「どちらかと言えば、彼は自身最高の球であるスライダーに悩ませられることが多かった」として、「来季のスプリングトレーニングで修正すべきだろう」と進言している。また、5回を投げて4被弾を含む5安打5失点と崩れた地区シリーズ第2戦・ブルージェイズ戦の投球を「減点対象」として、ダルビッシュに「A-」の評価を下している。
また、フレイリー記者も直球の割合が増えたことに触れつつ「制球力も改善された。与四球率は2.8だ」と、こちらも制球力が向上したことを紹介。ダルビッシュの過去の与四球率は、12年が4.2、13年が3.4、14年が3.1だった。フレーリー記者は、「三振を多く奪える投手であり、奪三振率は11.8を記録している」ことにも言及。奪三振率は、12年が10.4、13年はリーグトップの11.9、14年は11.3となっており、復帰1年目で自己最高に近い数字を残したことになる。「トミー・ジョン手術から復活した投手の傾向を見ると、2017年のダルビッシュは更に良くなるだろう」として「A」評価をつけた。
記事では、読者へのアンケートも実施。5段階評価で、現地時間28日時点ではAが46.34%、Bが40.24%、Cが9.76%、Dが2.44%、Fが1.22%と「A」評価が最も多い。グラント記者は、以前の記事でダルビッシュの契約延長には6年総額2億ドル(約209億円)近くの金額が必要との見解も示しており、復帰1年目からインパクトを残したことは確かなようだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count