崖っぷちカブスが本拠地で逆転勝利 守護神チャップマン力投で1点差逃げ切り

カブスが本拠地で71年ぶりWS白星、対戦成績を2勝3敗に

 ワールドシリーズ第5戦は30日(日本時間31日)、カブスが本拠地でインディアンスに3-2で勝利し、対戦成績を2勝3敗とした。王手をかけられた一戦で先制されながらも逆転勝利。4回に逆転に成功すると、守護神チャップマンが7回途中から無失点で締めて競り勝った。

 先発のレスターが2回、ラミレスにソロ弾を浴びて先制を許したが、4回カブス打線が反撃する。先頭のブライアントが相手先発バウアーから同点弾を放つと、1死一、三塁からラッセルのタイムリー内野安打で逆転に成功。その後、1死満塁からロスの犠飛でさらに1点を加えた。

 6回にレスターが1点を奪われ1点差に迫られたカブスは7回からエドワーズがマウンドへ。さらに1死二塁の場面で早くもチャップマンを投入した。守護神は後続を断ってこの回を無失点で切り抜けると、8回、9回も続投。2回2/3を零封し、1点のリードを死守した。

 崖っぷちで踏ん張ったカブス。リグレーフィールドでのワールドシリーズ白星は1945年以来、71年ぶりとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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