【U-23W杯】侍ジャパン4番・真砂が逆転勝利導く一発「流れを変えられる選手に」
初回2失点の青山も「真砂が打ってくれたので楽になった」
初回は「真っ直ぐが多かったので、自分のスタイルでいけなかった」という先発の青山は、2回からカーブをまぜた緩急あるピッチングで復調。4回以外は毎回走者を背負う展開になりながらも、「真砂がホームランを打ってくれたので楽になりました」と、6回を6安打2四球6奪三振2失点と粘投し、チームに勝機をもたらした。
真砂の一発で流れを引き寄せた日本は、相手バッテリーの隙を突く7盗塁という機動力を生かしながら、3回から7回まで毎回得点を重ね、13安打10得点と逆転。リリーフ陣も笠原(ソフトバンク)、大野(MHPS横浜)、岸本(中日)が無失点リレーで締め、開幕3連勝を決めた。
伏兵アルゼンチンに序盤は手こずりながらも、最後はきっちり大差をつけて逆転勝利したことに、指揮官は「跳ね返せたのは、やっぱり力があるのかなと(思います)」と褒めたが、重なった4失策に「ちょっとしたエラーが失点につながる。ピシッといかないといけない」と苦言を呈することも忘れなかった。
31日(同11月1日)の大会4日目はオーストリアと対戦。先発は19歳の社会人・勝野(三菱重工名古屋)が務める。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count