日ハム栗山監督、来季続投も退任覚悟した胸中吐露「自分でいいんですか?」
続投要請を受諾、単年契約で6年目の指揮へ「もう少し頑張っていきます」
日本ハムの栗山英樹監督が2日、10年ぶりの日本一を達成した今季限りで勇退する意向があったことを明かした。
東京都品川区の日本ハム東京支社で末澤壽一オーナーへシーズン終了を報告。その席で続投要請され、単年契約での来季続投が決まった。
今季はソフトバンクとの最大11.5ゲーム差を大逆転して4年ぶりリーグ制覇。広島との日本シリーズでは2連敗後に4連勝して日本一となった。二刀流・大谷のパ・リーグ主催試合でのリアル二刀流など斬新な起用法を見せ、名将と呼ぶにふさわしい采配だったが、今季限りでユニホームを脱ぐ覚悟があったという。
「自分でいいんですか、というのが正直な感想。本当に申し訳ないよね。今年チームを離れるのが一番いいのかなと思ったけど、もし自分でやれることがあるんであれば、というところ。自分がいいのかは全然分からない。自分が評価することでもない。オレはもっといい人がいっぱいいると思っている」