上原、田澤、川崎も…MLBもオフシーズン突入、FAとなった全139選手は?

Rソックス支えてきた上原、田澤の救援コンビがFAに

 メジャーリーグは2日(日本時間3日)にワールドシリーズが終了。球史に残る死闘となった第7戦は、延長10回の熱戦でカブスが8-7で勝利し、108年ぶりの世界一に輝いた。これで全日程が終わり、オフシーズンに突入。日本と違い、基本的には契約が切れた選手がフリーエージェント(FA)となるメジャーリーグでは、ストーブリーグが大きな盛り上がりを見せる。

 米CBSスポーツ(電子版)は「MLBオフシーズン開始:ワールドシリーズが終わり、139選手がフリーエージェントに」と題した特集記事を掲載。139選手の中には、レッドソックスの上原浩治投手、田澤純一投手、カブスの川崎宗則内野手と3人の日本人選手も含まれる。

 田澤は2008年オフ、日本野球機構(NPB)のドラフトを経ず、レッドソックスと契約。翌09年にはマイナーリーグからメジャー昇格を果たした。その後、右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)などを乗り越え、救援投手として欠かせない存在へと成長した。

 また、上原もオリオールズ、レンジャーズでの活躍を経て、13年にレッドソックスに加入。同年途中にクローザーとなり、セットアッパーの田澤とともにワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。4年間に渡ってレッドソックスのブルペンを支えてきた2人には、再契約の可能性も残されているが、来季以降は違う道に進む選択肢もある。

 記事では「2016年ワールドシリーズ第7戦でカブスがインディアンスを下した翌日、包括的労働協約のもと、139選手がフリーエージェントになったことをメジャーリーグベースボール選手会が発表した」と解説。全選手のリストを掲載した。

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