参加にも低くないハードル 松坂が参加希望のプエルトリコウインターLとは

松坂復活の足掛かりとなるか、プエルトリコのウインターリーグとは

 ソフトバンクの松坂大輔投手(36)が今オフ、プエルトリコでのウィンターリーグ(WL)参加を希望している。右肩手術からの復活を目指す「平成の怪物」。球団側へと意向を伝え、工藤公康監督をはじめ、球団サイドも了承した。現在は代理人を通じて、所属先を探している段階。所属チームが決まれば、海を渡ることになる。

 昨夏に右肩手術を受けた松坂。今季も右手の違和感や腰痛、臀部の張りなどで離脱する期間もあったが、今季ペナントレース最終戦となった10月2日の楽天戦(コボスタ)で国内復帰後初の1軍登板にこぎ着けた。だが、結果は最悪。制球が定まらず、3安打4四死球で5点を失った。

 ただ、右肩の状態は良好なようで、実戦を通じてフォームの修正などを行っていきたいという思いから、オフ期間も登板の機会を作り、状態をさらに上げたいと考えWLへの挑戦を思い立った。

 では、松坂が目指しているプエルトリコのWLとは、一体どんな場所なのだろうか。

 プエルトリコは、正式には「プエルトリコ自治連邦区」で、カリブ海の北東に位置する。「コモンウェルス」と呼ばれるアメリカ合衆国の属領、自治領で、自治政府による内政は認められているものの、国防や外交は米国が行っている。

 そのプエルトリコで最も人気のあるスポーツが野球だ。

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