金本政権2年目へ、阪神一筋18年の右腕が引退 “ドラ1”も複数戦力外に

1年目4位に終わった金本阪神、今季は12人が引退&戦力外に

 金本政権1年目を終えた阪神。超変革のスローガンを掲げ挑んだシーズンは64勝76敗3分けで4位に終わった。

 今季は若手を積極的に1軍で起用したが、オフにはベテラン、中堅、若手を含め12人がユニホームを脱ぐことになった。阪神一筋18年のベテラン・福原忍、主に藤浪の専属捕手を務めた鶴岡一成が引退。自由獲得枠で入団した筒井和也、小島達也、ドラフト1位・二神一人、高校生ドラフト1位・鶴直人といった最上位入団した選手たちも戦力外となった。

 ここで引退、戦力外となった主な選手を振り返ってみたい。

〇福原忍
プロ18年目。通算595試合に登板。83勝104敗、29セーブ、118ホールド、防御率3.49。

 1998年のドラフト3位でプロ入りし、阪神一筋でプレー。先発、中継ぎとして活躍し、2004年にはオールスターに出場。14、15年には2年連続で最優秀中継ぎに輝いた。15年は39歳シーズンでのタイトル獲得で、自身が持つ球団最年長タイトルホルダーの記録も更新。今季はさらなる飛躍を目指したが、不振に苦しみ、今季限りでの引退を決断した。2軍育成コーチに就任。

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