金本政権2年目へ、阪神一筋18年の右腕が引退 “ドラ1”も複数戦力外に
「浪速の四天王」も戦力外に
〇鶴岡一成
プロ21年目。通算719試合出場。打率.235、18本塁打、140打点。
1995年のドラフト5位で横浜に入団。以来、巨人、DeNA、阪神と渡り歩き、味のあるリードで投手陣を支えた。2014年に阪神に入団してからは藤浪が先発時には主にマスクを被った。しかし今季は10試合の出場にとどまり、引退を表明した。
〇鶴直人
プロ11年目。通算117試合に登板。9勝8敗、6ホールド、防御率3.80。
2005年の高校生ドラフト1位で阪神に入団。近畿大学附属高時代は履正社の岡田貴弘(T-岡田)、大阪桐蔭の平田良介、辻内崇伸らとともに「浪速の四天王」と呼ばれ、注目を浴びた。しかし負傷にも苦しみ、5年目でプロ初勝利。中継ぎとなった12年にはキャリア最多の43試合に登板。1勝0敗、5ホールド、防御率1.89をマークしたが、ここ2年は計7登板にとどまり、オフに戦力外となった。
〇小嶋達也
プロ10年目。通算64試合に登板。4勝9敗、5ホールド、防御率5.33。
2006年の大学生・社会人ドラフト希望枠で阪神に入団。1年目に開幕1軍入りしデビュー戦でプロ初勝利をマーク。プロ3戦目の横浜戦では7回1失点で2勝目を挙げたが、以降は調子を落とし、1年目は5試合の登板で終えた。その後は不振にも苦しみ、今季は1軍登板がなく、戦力外に。今後は打撃投手を務める。