【U-23W杯】攻守のキーパーソンとなった真砂がMVP 金メダルは「すごく重たいです」

目指すは「空振りでも『当たったら怖いな』って思わせる」打者

「今日の試合でもオーストラリアはすごく(バットを)振ってきて、守っているこちらからでも『少し怖いな』って感じていた。それを見てすごく『俺もこうならないといけないな』って思いました。空振りでも『当たったら怖いな』って思わせたら、ピッチャーも力んだりするので、それをすごく感じました」

 MVP受賞会見では「個人タイトルを取れたのもうれしいですけど、チームで優勝できたことが何より一番うれしいです」と弾けんばかりの笑顔見せた。

「このユニフォームを着て、監督、コーチ、スタッフも含め、ここで野球ができたことに感謝して、来シーズンは1軍でみんなに顔を見せられるように頑張りたいと思います」

 来季こそ1軍に定着し、ゆくゆくは侍ジャパンのトップチームで活躍できる選手になりたい。そのためには、メキシコで得た経験は何一つ無駄にするつもりはない。

「来シーズンから、いや明日から頑張っていきたいです」

 世界一に輝いた喜び、MVPに輝いた喜びは今日一日だけ。明日からは、さらなる高みを目指しながら、実力磨きの道を歩み始める。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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