25年ぶりVの広島からは最多4選手がGG受賞 名手・菊池はMVPも有力候補か
守備でも躍進した鈴木は伸びしろ十分
○外野手・丸佳浩 4年連続4度目 失策2 守備率.993
菊池と共に4年連続の受賞。今季は3番打者として勝負強い打撃でもチームに大きく貢献したが、守備の安定感も年々増している。俊足で守備範囲が広く、元投手だけあって肩も強い。何より球際の強さに絶大な自信をもっている。
◯外野手・鈴木誠也 初受賞 失策2 守備率.991
今季大ブレイクした22歳が守備でも大きく飛躍。打球判断にやや難があり、安定感の面ではまだまだだが、俊足を生かした守備範囲の広さでカバー。特筆すべきは球界NO1と言われる強肩だ。高校時代は投手で150キロ近いボールを投げ込んでいただけに当然か。伸びしろは十分なだけに、球界を代表する外野手になる日も近いだろう。
打撃面だけでなく、今季の広島は守備力でも群を抜いていた。来季も守備に頭を悩まされることは少なそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count