FAの上原浩治、41歳にして高い評価 「いまだに卓越した制球力の持ち主」

再契約の可能性は…「レッドソックスは呼び戻したがる」!?

 レッドソックスの上原浩治投手は今季で2年契約が満了し、フリーエージェント(FA)となった。メジャーリーグは8日(日本時間9日)にアリゾナ州スコッツデールでGMミーティングが開幕し、ストーブリーグが本格化。FA選手の動向に大きな注目が集まっているが、上原も複数の米メディアで取り上げられている。

 ESPNでは、今オフにFAとなった選手の「トップ50」を紹介。執筆したキース・ロウ記者は「今年のFA市場は私が見てきた中で最悪のものかもしれない」として、特に先発投手の少なさを指摘しつつ、「かと言って、大型契約や高額年俸が今冬、無縁というわけではない。最高の存在に向けて大金が動くことになるのだ」と分析している。

 さらに、ロウ記者は「私が『戦力が整っており、平均以上の予算があるチーム』のGM職に就いたとして、各選手にオファーを出すならば、という視点に基いている」としてFA選手をランク付け。その中で、上原は37位に入った。

 記事では、セットアッパーを任された今季50試合に登板し、2勝3敗18ホールド、防御率3.45、WHIP(1イニングあたりのヒット+四球)0.957、63奪三振、11四球だった上原の成績を紹介。「41歳でのシーズンも力を発揮した」としている。

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