5位転落のヤクルトに世代交代の波 松坂世代の剛腕&柱のベテランが戦力外

ドラフト1位で入団も1軍出番なく5年目で戦力外に

○森岡良介
プロ14年目。通算557試合出場、打率.241、7本塁打、97打点。

 明徳義塾高3年夏に全国制覇し、2002年ドラフト1巡目で中日入り。08年オフに中日を戦力外となったが、12球団合同トライアウトを経てヤクルトに入団。堅実な遊撃守備とシュアな打撃で12年から3年連続で100試合以上に出場した。14年からは2年連続で選手会長を務めた。プロ14年目の今季は主に代打で26試合に出場、打率.065、3打点だった。9月26日に今季限りで現役引退すると表明した。

○古野正人
プロ5年目、通算60試合登板、8勝11敗、防御率5.31

 11年ドラフト6位でヤクルト入り。14年に開幕ローテ入りし3勝4敗。15年は27試合登板、4勝3敗、防御率4.78でリーグ優勝に貢献したが、今季は6試合登板で0勝2敗、防御率9.45。6月15日のソフトバンク戦(神宮)での 4回守備で右肩を負傷していた。育成で再契約する見込みだ。

○川上竜平
プロ5年目。1軍出場なし

 光星学院3年夏に全国準優勝。11年ドラフト1位でヤクルト入りし、背番号はかつて池山隆寛が付けた36と大きな期待を受けた。しかし、2軍でも打率1、2割台と低迷し、今オフに戦力外通告を受けた。現役続行を希望している。

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