敵将が大谷翔平のスピードに唖然「実際に走っている姿を見て驚いた」

大谷の内野安打が「試合のターニングポイントだった」

 勝敗の分かれ目として挙げたのは大谷の内野安打の場面。「3-3の場面で内野ゴロの投手のベースカバーが遅れて出塁を許した。あれが試合のターニングポイントだった。アウトになっていれば、失点につながらなかった」と話し、快足の大谷をアウトに仕留められなかったことを嘆いた。

 大谷は第1戦の試合前にメキシコ代表で、ドジャースで通算308本塁打を記録しているエイドリアン・ゴンザレスと交流。「是非ウチに来てもらいたい」と“勧誘”され、ドジャースグッズが入ったドラムバッグを贈られた。本人も刺激を受けた様子で「色々と話をさせてもらいました。(ゴンザレスの活躍は)テレビで見てましたし、ポストシーズンの活躍も見ていた。凄いなと思って見てました」と話していた。

 その第1戦では代打で出場もナショナルズの変則左腕ペレスの前に3球三振。しかし、迎えた第2戦では見事に結果を残した。

 チームも前日は好機を逸して3-7と敗れていたが、第2戦は11-4で快勝し見事に雪辱。今大会、打者として起用されている大谷が早くも相手チームに強烈な印象を残した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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