6人中5人が1軍デビューの中日新人 初白星に初アーチ、未来のエース候補も
今季ルーキー6選手の成績は…
以下が中日ルーキー6選手の成績。
○小笠原慎之介
東海大相模高からドラフト1位で入団。昨夏に左肘に炎症が出た影響でプロ入り後はスロー調整を続け、5月に1軍デビュー。9月に初勝利を挙げ、高卒新人では一番乗りだった。今季は15試合で72回1/3を投げ、2勝6敗、防御率3.36だった。
○佐藤優
東北福祉大からドラフト2位で入団。しなやかな腕の振りが魅力で、5月にプロ初登板初先発で初勝利を挙げた。その後は中継ぎとしても経験を積んだ。今季は14試合で27回を投げ、1勝0敗1ホールド、防御率3.67だった。
○木下拓哉
トヨタ自動車からドラフト3位で入団。社会人ナンバーワン捕手の呼び声高く、シーズン序盤は2軍で実戦経験を重ねた。8月には初安打を本塁打で飾り、シーズン終了まで1軍にいた。今季は9試合出場で打率.278、1本塁打、2打点だった。
○福敬登
JR九州からドラフト4位で入団。レジェンド山本昌の背番号34を受け継ぎ、ルーキー6人で唯一の開幕1軍入り。5月には白星一番乗りも飾った。主に中継ぎで、ワンポイントやロングリリーフも経験。今季は27試合で43回1/3を投げ、1勝2敗4ホールド、防御率4.78だった。
○阿部寿樹
ホンダからドラフト5位で入団。春季キャンプから体づくりや基本の徹底に時間を割き、8月に1軍初昇格。9月には初本塁打をマークした。本職の遊撃以外にも二塁や三塁を経験。今季は25試合出場で打率.184、1本塁打、4打点だった。
○石岡諒太
JR東日本からドラフト6位で入団。1月に椎間板ヘルニアの手術を受け、春季キャンプは不参加。復帰後も6月に右太もも裏を痛めて離脱した。ルーキー6人で唯一の1軍出場なし。ウエスタン・リーグでは26試合に出場し、打率.289、2打点だった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count