西武からFA移籍の岸、新天地・楽天への思い激白 則本とは固い握手

楽天で親しい選手は…

――野球を始めた地元・宮城に戻ってくる。

「僕が試合で投げて、たくさんの方に楽しんでもらって、喜んでもらえると帰ってきたかいがあると思います」

――2011年の東日本大震災で被災したふるさとの姿を見て、どんな思いだったか。

「何かしたいなと思っていたが、何もできずにここまできました。でも、仙台に来た時は、僕が投げて喜んでいる人もいるんだろうなと思って、投げていました。これからは僕ができることがあれば、力になれることがあればなんでもやりたいと思います」

――いつから故郷でプレーしたいという思いがあったか。

「野球人生は一度きり。いつ終わるか分からないと考えた時に今かなと思いました」

――楽天の印象は。

「たくさんいい選手がいると思います。嶋も則本もそうですが、(松井)稼頭央さんとプレーできるのがすごく楽しみ。今から楽しみにしています」

――楽天で親しい選手は。

「嶋と則本とは食事に行ったりしています。その2人とはよく連絡を取り合っています」

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