ハム栗山監督、ドラ1堀に野茂英雄を重ねる「ギャップが激しい方が面白い」

背番号は金田正一と同じ34番「400勝を目指してもらおう」

「投球とギャップがあるよね。(投球では)勝負所で向かっていく感じがある。普通の時の性格と野球の時は違うと思っているが、意外とギャップが激しい方が面白いことが起きたりする。例えば、五輪、社会人時代と一世風靡した天下の野茂英雄もそんなに言葉数が多くないじゃない? ただ、頭の中では物凄く考えていて、人にあまり話さない。堀と重なる印象があるね」

 プロでの目標を聞かれ、堀は「1年目から先発ローテ、2桁勝利を目指したい」と所信表明した。ただ、栗山監督の期待は、もっと大きい。

「まずチームが安定して勝つには先発投手。それが日本一連覇につながる。そこを目指してほしい。大きな物に挑んでほしい。背番号34は金田正一さんの番号。400勝を目指してもらおう。信じないと、何も起きないから」

 栗山監督のハートを早くもつかんだ18歳。チームの日本一連覇にどのようにして貢献するのか注目したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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