大逆転V&日本一に欠かせなかった活躍 日ハムの助っ人4選手は“大当たり”

奇跡的な大逆転Vの原動力に、レアードは初の本塁打王に輝くMVP級の活躍

 日本ハムは今季、4年ぶりのパ・リーグ制覇、10年ぶりの日本一をつかんだ。6月下旬には首位を快走していたソフトバンクと最大11.5ゲーム差があったが、6、7月に球団新記録となる15連勝。奇跡的な大逆転Vを果たした中で、4人の助っ人外国人選手の活躍は欠かせなかった。

 MVP級の活躍を見せたのはブランドン・レアードだ。5月に打率3割2分6厘(86打数28安打)、12本塁打、21打点を記録し、月間MVPを初受賞。2年連続で全143試合出場して打率.263、97打点、そして39本塁打で自身初の本塁打王に輝いた。広島との日本シリーズでは第4戦で勝ち越し2ラン、第6戦で日本一を決定づける満塁弾を放つなど3本塁打、7打点をマーク。日本シリーズMVPを獲得した。本塁打を放った際に見せる寿司を握るパフォーマンスもファンに浸透。来季から新たに2年契約を結んだ。

 来日3年目のメンドーサは開幕から先発ローテーションに入り、23試合登板、7勝8敗、防御率3.88。ポストシーズンではブルペン待機となったが、広島との日本シリーズ第5戦では2番手で5回2/3を零封。日本一に貢献した。来季が2年契約最終年となる。

 来日1年目のマーティンは開幕から中継ぎスタートも、増井の不振により6月中旬から守護神に。7月1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)から21試合連続無失点を記録した。9月3日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で左足首を捻挫。ソフトバンクとのCSファイナルで復帰したが、2試合登板0勝1敗、防御率20.25と精彩を欠き、日本シリーズ前にリハビリのために米国へ帰国した。来季は契約を結ぶ見込みとなっている。

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