アストロズ加入も…青木宣親の去就不透明に、外野手補強で「FAになる可能性」
FAとなれば去就長期化は避けられない?
今オフ、左のコルビー・ラスマス外野手がFAとなったアストロズは、ブライアン・マキャン捕手、レディックという2人の左の強打者を獲得。レギュラーに右打者が多いチーム事情から、さらに左打ちの一塁手の補強を目差すとの報道もある。そうなれば、元DeNAでキューバ出身のユリエスキ・グリエルが左翼に回ることになり、青木の立場はさらに危うくなりそうだ。
チームに残ったとしても、現時点でメジャー40人枠に登録されている外野手は8人。内外野を守れるマーウィン・ゴンザレスに加え、プレストン・タッカー、トニー・ケンプといった準レギュラークラスの層も厚く、競争は激しい。25人の出場枠をかけて春季キャンプから結果を求められることになりそうだ。
日米通算2000安打に35本と迫っている青木としては出場機会を求めたいところだが、30台中盤に差し掛かった野手への評価は厳しいものがある。FAとなった場合には、オリオールズやジャイアンツといった外野の層が薄いチームが候補に挙がりそうだが、去就決定の長期化は避けられそうにない。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count