“二刀流”大谷、投手&DHで史上初ベストナインW受賞!「まさかという気持ち」
今季から投票規定が改定に、投手と野手・DHの重複投票が可能な“大谷ルール”
大谷は球団を通じて「投手と指名打者の2部門で選んでいただけたことを大変ありがたく、光栄に思います。規定打席にも規定投球回にも届いていなかったので、まさかという気持ちです。来季は投手としても打者としても今季以上の結果を残せるように、いまからしっかりと準備していきます。そして、自分の成績が、ひとつでも多くチームの勝ちにつながって、2年連続で日本一になれるように頑張ります」とコメントし、早くも来季に目を向けた。
昨季は投手3冠(15勝、勝率.750、防御率2.24)に輝く一方、打撃では打率.202、5本塁打、17打点と不振だった。しかし、今季は投打で奮闘。今年9月下旬にベストナインの投票規定が改定され、これまで禁止されていた投手と野手、投手と指名打者の重複投票が認められるようになったため、“ダブル受賞”が実現した。
まさに“大谷ルール”とも言える規定変更1年目で、投手部門、指名打者部門のベストナインを同時受賞。リーグMVPでも有力候補に挙がっているとみられ、二刀流・大谷翔平が今年のプロ野球を象徴する人物となりそうだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count