10年ぶり日本一の日ハム、ベストナイン選出の4人が喜びの声「V2を目指す」
4選手が喜びのコメント、レアード「今季はうれしいことばかり」
プロ野球のセ・パ両リーグのベストナインが25日に発表され、4年ぶりのリーグ制覇、10年ぶりの日本一に輝いた日本ハムからは4人が選出された。大谷翔平は投手部門で2度目、指名打者部門では初の受賞。今季から、これまで禁止となっていた投手と野手、投手と指名打者の重複投票を認められるよう、ベストナインの投票規定が改定されたため、ダブル受賞を果たした。
また、中田翔は一塁手部門で2度目の受賞。13、14年に外野手で受賞しており、自身4年連続のベストナインとなる。ブランドン・レアードは三塁手部門、西川遥輝は外野手部門で、それぞれ初選出となった。4選手は球団を通じて喜びのコメントを発表した。
◯大谷
「投手と指名打者の2部門で選んでいただけたことを大変ありがたく、光栄に思います。規定打席にも規定投球回にも届いていなかったので、まさかという気持ちです。来季は投手としても打者としても今季以上の結果を残せるように、いまからしっかりと準備していきます。そして、自分の成績が、ひとつでも多くチームの勝ちにつながって、2年連続で日本一になれるように頑張ります」
◯中田
「日本一、打点王に続いてベストナインも受賞することができ、非常にうれしいです。僕一人の力だけでなくチームメイト、ファンに支えられたおかげのタイトルだと思っています。連続日本一を目指す事ができるのはファイターズだけでなのでV2を目指して頑張りたいです」
◯レアード選手
「ベストナインを取るのは今季のひとつの目標だったので、大変うれしく思います。今季はホームランタイトル、リーグ優勝、日本一、そしてベストナインとうれしいことばかりでした。しかし、よろこんでいられるのも今日までです。もう来年に向けての戦いは始まっているので、連覇できるように気持ちを切り替えて一生懸命頑張ります」
◯西川
「10人しか選ばれないベストナインに選んでいただいたことは光栄です。チームの日本一という目標もそうですが、個人としては2年続けてベストナインに選ばれるようにオフシーズンもしっかり野球に取り組んでいきたいです」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count