MLB公式サイトがイチローの“存在”に感謝 「あと何本打つか神のみぞ知る」

サンクスギビングデーにちなんだ特集を掲載、「感謝したいこと」にイチローの名前

 マーリンズのイチロー外野手は今季、メジャー30人目の通算3000安打の金字塔を打ち立てるなど活躍し、球団は2017年シーズンの契約延長オプション行使をすでに発表した。MLB公式サイトでは、11月24日のサンクスギビングデー(感謝祭)にちなみ、イチローの存在に感謝の気持ちを捧げている。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「Cut4の面々がこのサンクスギビングで感謝したいこと」と特集。ここで編集者のジェンマ・カネコ記者は「イチロー・スズキ」の名前を挙げている。

「ここ数年、ある程度の年齢になった野球ファンの多くはお気に入りの選手の引退を考慮しなければならなかった。だが、私のお気に入りは違う。そう、私は寄る年波という容赦ないプレッシャーとは無縁だ。そして、イチロー・スズキもそうだ。42歳で彼は3000本安打を達成した。あと何本が控えているかは神のみぞ知る。イチローは2017年シーズンに帰ってくる。来年のこのリストに記すべきことを私はもう分かっているのだ」

 コラムでは、背番号51がメジャーで現役生活を続行することに感謝を捧げ、その“不老ぶり”も称賛している。さらに、マーリンズが新たに2018年シーズンの契約オプションを加えたことから、44歳のシーズンも現役続行することを確信。50歳まで現役続行を目標に掲げるイチローに対して、来年も感謝する準備を早くも整えているという。

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