来季残留の阪神・マテオ、シーズン通しての活躍&優勝誓う

阪神がマテオとの来季契約を発表

 不完全燃焼に終わった守護神がシーズンを通しての活躍を誓った。阪神は29日、マルコス・マテオ投手と来季の選手契約を締結したことを発表した。

 すでに母国・ドミニカに帰国している右腕は「来年度も阪神タイガースでプレーすることの実感が湧いてきました。来年は1年間怪我なく過ごし、今年以上の登板数を目指します」と決意を口にした。1年契約で年俸は1億1000万円(推定)。

 来日1年目の今季は52試合に登板し1勝3敗、20セーブ、防御率1.80。開幕から抑えで起用されたが5月に右肩を痛め2軍落ちするなど1年間1軍で投げることは出来なかった。それでも、最後は12試合連続自責ゼロでシーズンを締めくくった。

 球団は今オフに同じドミニカ出身の右腕メンデス(レッドソックス)を獲得。150キロを超す直球が武器の中継ぎ右腕は、マテオにとっては強力なライバルとなるが、「同じドミニカ共和国出身のメンデス投手が阪神タイガースに入団するので、メンデス投手に日本の野球を教える役割もありますが、私たち2人だけでなく、全選手一丸となって優勝を勝ち取りたいと思います」と歓迎した。

 金本政権2年目となる来季は、ドミニカ出身のW右腕が試合を締めくくることになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY