NY紙が松井秀喜氏の特集記事 長男に「プレーしてもらいたい気持ちある」

キャッシュマンGMは松井氏の人柄を称賛「スーパースターなのに地に足の着いた人物」

 また、まだ3歳になっていない長男について「彼が野球に明け暮れるのを見るのは楽しみか?」と聞かれた松井氏は、通訳を待たずに「彼にプレーしてもらいたい気持ちはあります。ただ、段階が上がり続ければ、そこには困難や挑戦があります。結局は彼のとる決断次第です。どこまで行きたいか、どれだけ続けたいか」と答えたという。

 GM特別アドバイザーとしての仕事も順調なようだ。記事で紹介しているブライアン・キャッシュマンGMのコメントからは、松井氏がいかに誠実に役割を果たしているかが伝わってくる。

 同GMは、松井の現在の仕事について「多くの選手は興味をもたないと言ってよい」類のものだとして、「選手からの転身は、フロントオフィスであれ、コーチングであれ、特に多くのスーパースターにとってはカルチャーショックだ」と指摘。メジャーでは、現役時代にスーパースターだった選手が、引退直後に指導者の道に進むケースは少ない。

 キャッシュマンGMは「マツイのケースでいうと、彼は世界的に名高いスーパースターだ」と、特に珍しいことであると強調した上で、「彼はドニー・マッティングリーを想起させる。スーパースターなのに地に足の着いた人物で、とてもよく役割に馴染んでいる」と説明したという。現役時代はヤンキースのスター選手だった現マーリンズ監督を例に上げ、松井氏の人柄を絶賛している。

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