初志貫徹、進化する肉体、確かな結果… 田中将大が大谷翔平の“凄さ”語る
自身は圧巻の成績で渡米も「文句ある人はいたと思う」
――プロに入った時から強い意志を貫いてる。
「色々彼は最初から今までも言われてますけど、その中でやっぱり自分の信念を貫き通して、プレーして、それで結果を残してるから何も言われない。それがやっぱり凄いと思います。なかなかそういう状況の中で成功を収めるのが難しいと思いますし。打席数とかイニングとか、今シーズン数字では規定に足りなかったかもしれないですけど、その中でも3割以上打って、20本以上ホームラン打って、防御率もあれだけ良くて、勝って。すごいっすよ」
――以前はテレビ番組で「投手一本」がいいのではないか、という話もしていたが…。
「それはメジャーに行くにあたっての話ですよね。今の感じだと二刀流は難しいかな、どっちかということになったら、という話ですよね。僕は(その時に)両方どっちもやれるまでやったらいいと言いましたから」
――自身は楽天での最終年で文句なしの成績(24勝0敗1セーブ、防御率1.27)の成績を収めてメジャーに移籍した。
「それは知らないですよ。だれか文句ある人はいたと思いますよ」
――大谷も悔いのない成績を残すことが背中を押す材料になるか。
「それは彼が進む道なので、僕にはわからないです。内面で考えていることもわからないし。ただ、プレーヤーとしては凄いところをいっぱい見ているので、健康で1年、来シーズンも過ごしてほしいなというところが一番です」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count