西武ダウン更改3投手が復活&飛躍誓う 野上「全て一から」、誠「負けてられない」

誠は球団から厳しい言葉「恥ずかしいこと」

 5回までに大量失点をすることが多く、まっすぐの球速も、「1年目の昨季より5キロ落ちた」。3年目の来季へ向け、まずは球速を取り戻すことを最大のテーマとした。

 4年目の誠は、春季キャンプ中の故障で半年を棒に振った点を球団から「野球選手としてありえない、恥ずかしいこと」だと厳しく指摘され、100万円減の600万円でサイン。復帰後は、2014年以来2年ぶりに1軍マウンドに上がったが、2試合を投げ0勝2敗、防御率11.74。

「今のままでは1軍で投げても通用しないと、今年1軍で投げて改めて感じました。これまでは、自分には変化球があるので、なんとか勝負できると思っていたのですが、そんなに甘くはなかったです。直球にある程度の球威がないと、通用しない。ストレートを、勝負できるぐらいまで磨いて、なおかつ、キレ、コントロールも磨いていきたい」

 高卒5年目の来季は、大卒の同級生が入団してくる年となる。「負けていられない」と危機感を持って来季に挑む。(※金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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