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西武投手陣が契約更改で見せた決意「便利屋でいい」「自分の居場所見つけたい」

今季チームトップの64試合に登板した武隈祥太投手が7日、契約更改に臨み、5000万円でサインした。1150万円の大幅アップとなった。昨年に引き続き、左の中継ぎとして首脳陣からの信頼は厚く、リード、ビハインド、ワンポイント、回またぎなど、状況を選ばずマウンドに送られた。

武隈は大幅アップも笑顔なし、今季成績に「納得してない」

 今季チームトップの64試合に登板した武隈祥太投手が7日、契約更改に臨み、5000万円でサインした。1150万円の大幅アップとなった。昨年に引き続き、左の中継ぎとして首脳陣からの信頼は厚く、リード、ビハインド、ワンポイント、回またぎなど、状況を選ばずマウンドに送られた。その中で、5勝3敗、14ホールド、防御率3.54の成績に、本人は「数字自体は納得してない」と笑顔はなかった。一方で、年間通して1軍に帯同し続けたことに対しては「目標としていたので、クリアできて良かった」と頷いた。

 2012年に4試合など、先発経験もあるだけに、岸孝之の抜けた先発ローテーション入りの可能性もゼロではない。「中継ぎを第一に考える」とはしつつも、「先発をやれと言われればやります。僕は『便利屋』でいいと思っています。チームの中で、埋まっていないピースにうまくハマるようにやっていきたい」。自身の万能性を最大限チームで発揮する構えだ。

 また、同じ“万能タイプ”の岡本洋介投手は500万円ダウンの1500万円でサインした。今季は、わずか4試合の1軍登板にとどまったが、2軍戦では先発、抑えと重要なポジションを任され、結果を残してきた。右腕は「エースが抜けて、ローテーションの1枚が確実に空くのはチャンス。そこに何としてもしがみついていかないと、生き残れない」と、意気込んだ。

 この日は、他にも豊田拓矢投手が950万円(170万円減)、川越誠司投手が1200万円(現状維持)で契約を更改した。両者とも、怪我に苦しんだシーズンとなり、右肩の肉離れで、昨年の6月10日以降、約1年2か月ぶりに1軍マウンドに復帰した豊田は「まずは1軍で自分の居場所を見つけたい」。ファームでも、わずか7試合しか登板できなかった川越は、「マウンドで投げて貢献したい」と、それぞれ来季への意気込みを語った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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