契約更改“中間報告”、ここまでの年俸増減額トップ3 際立つ巨人の増減俸

現時点で最も大きな減俸となっているのは…

 逆に、現時点で減額が最も大きい選手は巨人の内海哲也投手。4年契約の最終年だった左腕は野球協約の減額制限(1億円超は40%)を超える2億円減の年俸2億円でサインした。

 2番目に大きな減額となっているのは楽天の松井稼頭央外野手で9000万円のダウン。今季は56試合で打率.213と結果を残せず、減額制限を超える減俸で7000万円でサインした。また、3番目は村田修一内野手で8000万円ダウン。今季は3年ぶりに打率を3割に乗せるなど復活した姿を見せたが、複数年契約を終えたことで3億円から2億2000万円となった。また、巨人では阿部慎之助捕手も3年連続の大幅ダウンで今オフは6600万円減(2億6000万円)となり、12球団全体で4番目に大きな減俸となっている。

 今後更改を迎える選手たちの中でこれ以上の増減となる者が現れるのか。各球団の査定が注目される。(※金額は推定)

 以下が8日時点での増減トップ3。

〇アップ
筒香嘉智(DeNA)3億円(△2億円)
坂本勇人(巨人)3億円(△1億円)
菅野智之(巨人)2億3000万円(△1億円)

〇ダウン
内海哲也(巨人)2億円(▼2億円)
松井稼頭央(楽天)7000万円(▼9000万円)
村田修一(巨人)2億2000万円(▼8000万円)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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