カブス加入の上原浩治、8年間で残してきた“メジャー史上最高”の数字とは?

“伝説のクローザー”リベラをも上回る上原のWHIP

 記事では、「CSNシカゴ」のクリストファー・カムカ記者がツイッターに投稿したデータを紹介。上原は400イニング以上投げたピッチャーの中で、メジャー史上最高のWHIPを誇るという。カムカ記者がツイッターに記した「MLBの歴史で最も低いWHIP(最低400イニング)」のデータは以下のとおりだ。

1位 上原浩治 0.864
2位 K・ジャンセン 0.893
3位 C・キンブレル 0.949
4位 S・ロモ 0.955
5位 A・ジョス 0.968
6位 B・ワグナー 0.998

 ジャンセン(ドジャースからFA)、キンブレル(レッドソックス)といった現役のトップクローザーよりも上原は優秀な成績をマーク。イニング数が違うため単純比較は出来ないが、歴代最多セーブ記録(652)を誇るマリアノ・リベラでもWHIPは1.00で、上原が上回っている。

 テンポのいい投球であっという間に3つのアウトを奪い、相手に付け入るスキを与えない上原。40歳を超えても衰えない実力、そして抜群の安定感を数値が証明している。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

CATEGORY