巨人、164キロ右腕カミネロと「合意間近」　米紙が報じる「関係者が認めた」

今季の平均球速158キロはメジャー8位、「すでに契約を売ることに合意」

　マリナーズのアルキメデス・カミネロ投手が巨人と契約間近だと、米メディアが報じた。地元紙「タコマ・ニュース・トリビューン」は「関係者は、29歳のカミネロがジャイアンツと合意間近だと認めた」と伝えている。

　ドミニカ共和国出身のカミネロは、2005年にマーリンズに入団。13年にメジャーデビューした。その後、パイレーツを経て、今年8月にトレードでマリナーズに移籍。今季は2チームで計57試合に登板し、2勝3敗1セーブ8ホールド、防御率3.56。メジャー通算では149試合登板で7勝5敗1セーブ24ホールド、防御率3.83の成績を残している。

　今季は最速102マイル（約164キロ）を記録しており、直球の平均は98マイル（約158キロ）を計測。今季のメジャーでは8位タイの平均球速となっている。

　記事では「マリナーズは（メジャー）40人枠のロースターを空けるために、すでにカミネロの契約を売ることに合意している」と言及。オリックスに加入したステファン・ロメロ外野手に続き、今オフにマリナーズから日本の球団に移籍する選手は2人目となったことにも触れている。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count