球界最高5億円、燕最速タイ大台到達、戦力外からの大幅増…12月12日の主な更改

オリ金子は現状維持5億円で更改、ホークス今宮は1億4500万円でサイン

 オリックスの西勇輝投手は12日、1000万円増の年俸1億3000万円でサインした。今季は10勝12敗とプロ8年目で初めて負け越しも、3年連続、今季チームで唯一の2桁勝利を挙げた。

 4年契約の2年目を終えたオリックスの金子千尋投手は現状維持の年俸5億円で更改。年俸6億円だった広島の黒田博樹投手が引退したことで現時点で球界最高年俸となった。今季は7勝9敗、防御率3.83だった。また西野真弘内野手は今季の1800万円から倍増の3600万円でサインした。来季から背番号「5」となる。

 ヤクルト3年目を終えた秋吉亮投手は4700万円アップの1億1000万円でサイン。4年目での大台突破は球団では球団最速タイ。1年目から3年連続で60試合以上に登板。今季は70登板で3勝4敗10ホールド、19セーブ、防御率2.19だった。

 昨オフに日本ハムを戦力外となり、トライアウトの末にヤクルトに入団した鵜久森淳志外野手は600万円増の1300万円でサイン。今季はキャリア最多の46試合に出場し、打率.257、4本塁打、19打点をマークした。

 また飯原誉士外野手は現状維持の2700万円、荒木貴裕内野手も現状維持の年俸1900万円、井野卓捕手は10万円増の年俸780万円でサインした。

 ソフトバンクでは今宮健太内野手が5500万円アップの1億4500万円でサイン。今季は137試合で打率.245、10本塁打、56打点、8盗塁。2桁本塁打はプロ7年目で初。また、パ・リーグ遊撃手部門で4年連続となるゴールデン・グラブ賞を受賞した。(金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY