SB長谷川は現状維持 成績「納得できない」、来季「一番打った人になりたい」
来季は首位打者を目指す、「一番打った人になりたい」
今季の自身の成績については「試合数も打撃の面も納得できない部分が多い」と語る。
「ただ、1年間1軍で戦い続けるという目標は達成できたので来年につながるとは思う。来季はもう一度首位打者を取りたい。最多安打もそうだが、一番打った人になりたい。そのために11月初めから継続して打撃練習に取り組んでいる」
2014年オフに手術を受けた右足首については「まだ手探り状態」としながらも「今年よりもいい状態が続くようにしたいし『誰からも心配されることなく』というのが一番目指すところ」だと語る。1月に中村晃、釜元豪と宮古島で行う自主トレも、今年よりも始動時間を早めてケアに当てる時間を確保するなど、来季に向けて万全の状態を作っていく予定だ。
「チームとしての目標はもちろん日本一。3年ぶりに味わう(優勝のない)オフは悔しさが残るし、久々だなと純粋に感じた」
日本一奪還をぐっと手繰り寄せるためにも、長谷川の主軸打者としての復活、選手会長としてのけん引という『二刀流』の活躍に期待したい。
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藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura