レンジャーズのダルビッシュ放出、現実味はあるのか…地元記者の見解は?
来季で6年契約満了しFAに、トレードで有望な若手を獲得するべきか?
来季で6年契約が満了するダルビッシュ有投手について、レンジャーズはFAになる前にトレードで放出するべきだと、地元紙の記者が訴えている。また、悲願の世界一のためには、投手の補強は必須だと指摘。ダルビッシュがチームに残留した場合には、ポストシーズンで「エースの投球をしなければならない」と求めた。
ダルビッシュは、昨年3月に受けた右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)後のリハビリを乗り越え、今年5月にメジャー復帰。右肩の張りで一時離脱もあったが、17試合登板で7勝5敗、防御率3.41、132奪三振の成績を残した。ただ、来季が6年契約の最終年。地元紙などによると、球団側は今オフにも契約延長交渉を行う方針を明かしていた。
ただ、「ダラス・モーニング・ニュース」でレンジャーズ番を務めるエバン・グラント氏は、新たな契約は6年総額2億ドル(約230億円)規模になる可能性もあると指摘。今オフに交渉がまとまらなければ、ダルビッシュをトレードに出し、交換相手として他球団から有望な若手を獲得するべきだと訴えていた。
さらに、同紙のコラムニストを務めるリック・ゴセリン記者は今回、地元ラジオ番組に出演。その中でのファンとのやりとりが、同紙のHPで公開されたが、ファンからの「レンジャーズがユウ・ダルビッシュと長期・高額契約を結ばない場合、彼をトレードに出すことについてどう思う?」との質問に以下のように答えている。