世界一貢献も…松坂大輔がRソックスの今世紀“ワースト契約”5位に選出

「マツザカの投球に関して最悪であった点は…」

 大きな期待を受けて入団した松坂は1年目に15勝12敗、防御率4.40をマークしてワールドシリーズ制覇に貢献。日本人初の同シリーズ勝利投手にもなった。2年目も勝敗(18勝3敗)、防御率(2.90)ともに初年度を上回る成績を残したが、3年目以降は2桁勝利に届かず。トミー・ジョン手術を受けるなど負傷にも苦しみ、契約最終年の2012年は1勝7敗、防御率8.28と厳しい結果に終わった。

 今回の特集では、巨額な資金に対して「マツザカはそこまで素晴らしくなかった」と振り返り、「6年間でマツザカは50勝、防御率4.52を記録した。2007年にはワールドシリーズ制覇も果たしたが、功績はそこまでだ。彼の投球に関して最悪であった点は、1試合あたり4.3個という四球率の高さだ。打者のコンタクトを避ける練習をしているようであり、選手やファンにとっては退屈するものであった」と手厳しく評している。

 そのほか、7位にはエドガー・レンテリア内野手、6位にはフリオ・ルーゴ内野手、4位にはマット・クレメント投手、3位にはパブロ・サンドバル内野手、2位にはルスネイ・カスティーヨ外野手、1位にはカール・クロフォード外野手が選出されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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