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魂の復帰登板、神けん制…快進撃DeNA支えた「陰の両腕」

61登板の田中はCSで“神けん制”、契約更改でも高い評価

 07年の高校生ドラフト1巡目の左腕は勝ちパターンに食い込み、相手に左打者が並ぶ試合を中心に7回を須田とともに担った。シーズンでは須田に次ぐ61試合登板。なかでも、強烈なインパクトを残したのが、巨人とのCS第1ステージ第3戦だ。

 互いに勝てば最終ステージ進出の大一番、同点の9回無死一塁で代走で登場した「盗塁のスペシャリスト」鈴木尚を巧みなけん制で刺した。このビッグプレーで流れを呼んで延長戦を制し、広島行きを決めた。

 同じブルペン陣では本拠地の登板のたびに「ヤスアキジャンプ」でファンを沸かせる守護神・山崎康が脚光を浴びる。野手においては筒香、梶谷、ロペスらがスポットライトに照らされた。注目度に違いはあれど、縁の下で支えた左右の両腕の奮闘も彼らと同じくらい、価値があった。

 それを示すように今オフ、ともに2500万円という年俸の大幅アップを勝ち取り、須田は4400万円、田中は4300万円で契約更改。球団から最大限の評価を受けた。

「リリーフでも頑張れば、評価してもらえる」とは須田の言葉だ。光と陰でいえば、陰の存在。それでも、19年ぶりのリーグ優勝を目指す来シーズン、2人の存在は欠かせないものになるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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