ロッテ益田が大台突破、1億円超えに「大満足」 来季は最多セーブ狙う

4000万円増の1億2000万円でサイン

 来季先発再転向の西野に代わって守護神を務めるロッテ益田直也投手が1億円の大台を突破した。19日、ZOZOマリンの契約更改で8000万円から4000万円増の1億2000万円(金額は推定)でサインした。

 プロ5年目の今季は61試合に登板、59イニングを投げ、3勝2敗、21ホールド、14セーブで防御率1.83と大車輪の活躍。夏場にストッパー西野が故障離脱してからは南と2人で獅子奮迅の働きを見せた。

「大満足です。今年1年だけじゃなく、それまでの4年間の分もプラスしてもらった。これぐらいいって欲しいという額は超えました。1億円を目標にしたわけではないが、まさか自分がここまでやってこられるとは。だが、(1億を達成すると)それ以上いきたい気持ちはある」とさらなる高みも視野に入れている。

 2012年には新人最多の41ホールドで新人王、翌13年にはリーグ最多の68試合登板で33セーブとタフネスが売りで、「丈夫に生んでくれた母親に感謝だが、多少痛くても言わずに、我慢してやれとという、この4年間の監督の教えが生きている」と話した。

 来季の目標はズバリ最多セーブのタイトル。ソフトバンク・サファテが今季43セーブをマーク。「(2013年にストッパーで)守護神とか言われたが33セーブ。サファテとかとハイレベルの争いで、タイトルを取れば、チームの順位につながる。ゲームを締めくくる、快感は抑えでしか味わえない。この5年間で(優勝に)いけるんじゃないかというのはあったが、まだ味わってない。来年は優勝するんだという、強い気持ちでやりたい」とタイトルと優勝、二重の快感を味わう決意を見せた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY