日本一奪還を目指すホークス、来季スローガンは「1(ワン)ダホー!」に決定
来季もユニークスローガン、工藤監督「一番になるという強い思いをもって」
20日、ソフトバンクは2017年シーズンのスローガンを「1(ワン)ダホー!」とすることを発表した。毎年、他球団にはないユニークさで注目されるソフトバンクのスローガン。「熱男」「熱男2016」に続く2017年のスローガンは「1(ワン)ダホー!」に決まった。
リーグ1位、日本一の奪還を目指すソフトバンクにとって「1」は来季のテーマともいうべき数字。その「1」、「ワンダフル」、「ホークス」をかけ合わせて「1(ワン)ダホー!」。発表会見に出席した工藤公康監督は、このスローガンについてこう語った。
「日本一を奪還する、チーム一丸となる、みんなが一致団結して戦うという意味と、ワンダフルホークスとしてファンをドキドキワクワクさせながら日本一を目指すという意味を込めた。(ロゴにある)顔も好きだし、『1』という数字も好き。日本一になる、一番になるという強い思いをもって、てっぺんを目指す1年にしたい」
ソフトバンクのスローガンは、ユニークさだけが売りではない。ファンにとって親しみやすく、覚えやすく、そして口にしやすい。だからこそ、毎年のスローガンをチームとファンが共有し、それが一体感につながるという強みがある。
「このスローガンで、ファンのみなさんも次こそ日本一という思いをもって応援してくれると思う。大人から子どもまで親しみやすい」と工藤監督。また、デスパイネの獲得も濃厚となり、来季のソフトバンク打線はより強力となる。打撃が爆発すれば新聞紙上に「ワン打法!」「ワンダ砲!」などの見出しが躍り、さらにスローガンが浸透していくことだろう。
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura