ロッテ石川が大幅増で大台突破 1億3000万円に「こんな額もらっていいのか」

5500万円アップで「納得してサイン」

 ロッテの石川歩投手が20日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改を行い、7500万円から5500万円増の1億3000万円(金額は推定)でサインした。

 2013年のドラフト1位で巨人と競合しながら伊東監督がクジを引き当てて入団。球団で初めてルーキーイヤーから3年連続2桁勝利を挙げており、今季は14勝5敗、2.16で防御率1位のタイトルも獲得した。

 侍ジャパンの強化試合(メキシコ、オランダ戦)の代表にもチームただ1人選出されるなど、今や球界を代表する先発投手に。「1年間よくやってくれたと言われた。凄く評価してもらって、納得してサインした。こんな金額もらっていいのかと思ったが、税金も高くなるし、貯金したいと思う。この2年、体重を増やそうとやってきたが、身体のキレ、使える身体を目指し、キャンプからいい形で投げられるようにしたい。来年は優勝したいので、その力になれたら」と意気込みを語った。

 侍ジャパンではソフトバンク千賀の真っすぐと身体の使い方が参考になったといい、もう一段、二段レベルアップするために「真っすぐを良くした上で、スライダーがもう少し良くなるかな。(カットボールなどの)速い変化球も試したい」と話した。

 また、退団確実でライバル球団への移籍の可能性を高まっている4番・デスパイネに関し、「当てるぐらいの気持ちで内角を見せる」と早くもライバル心を見せていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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