WBC出場の侍ジャパン一部メンバーを前倒し発表 大谷、筒香ら18人が決定

最終メンバー28人の登録期限は来年2月6日

 日本野球機構(NPB)は20日、来年3月に開催される「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」の一部メンバーを発表した。

 投打での活躍が期待される大谷翔平(日本ハム)や、坂本勇人内野手(巨人)、中田翔内野手(日本ハム)、筒香嘉智外野手(DeNA)、山田哲人内野手(ヤクルト)ら18人の代表入りが決定。NPB井原事務局長によれば、18人を前倒しで発表したのは「小久保監督の強い意向」とのこと。発表に同席しなかった小久保監督はコメントを寄せ、「侍ジャパン代表としての責任と自覚を持ってオフを過ごし、2月1日からの所属球団のキャンプイン、23日からの日本代表強化合宿を万全の状況で迎え、WBC世界一奪還を目指して準備を進めてほしいと考えています」と、代表入りした選手に期待を寄せた。

 最終メンバー28人の登録期限は来年2月6日。同事務局長は「残りの10人もできるだけ早く報告したい」とした。注目MLB所属選手については、12月1日にWBC運営団体のWBCIに提出した暫定ロースターを受けて、現在WBCIと所属球団が出場についての調整作業を行っている。その結果が届き次第、出場の可否が発表されることになるが、残り10人の中にメジャーリーガーが何人選出されるかにも注目が集まる。

○投手
増井浩俊(日本ハム)
宮西尚生(日本ハム)
大谷翔平(日本ハム)
牧田和久(西武)
則本昂大(楽天)
菅野智之(巨人)
秋吉亮(ヤクルト)

○捕手
大野奨太(日本ハム)
嶋基宏(楽天)

○内野手
中田翔(日本ハム)
松田宣浩(ソフトバンク)
菊池涼介(広島)
坂本勇人(巨人)
山田哲人(ヤクルト)

○外野手
内川聖一(ソフトバンク)
秋山翔吾(西武)
鈴木誠也(広島)
筒香嘉智(DeNA)

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