SB王会長、加藤初氏の死を悼む 「強力な巨人投手陣の中でよく頑張った」
66歳で死去に「若くして亡くなられ残念です」
巨人などで投手として活躍した加藤初(はじめ)氏が、11日午後2時32分に静岡県内の病院で直腸がんのため死去した。66歳だった。
巨人でチームメートとしてプレーし、84年からは監督としても加藤氏と接していた王貞治氏(現ソフトバンクホークス会長)は、球団を通じて「寡黙で決して派手さはありませんでしたが、速い直球とフォークで常にいいピッチングをしていました。西本君や江川君を始め当時の強力な巨人投手陣の中でよく頑張ったと思います。若くして亡くなられ残念です。謹んでご冥福をお祈りします」とコメントを寄せた。
加藤氏は1972年にドラフト外で西鉄に入団し、1年目に新人王を獲得。76年に巨人に移籍し、90年限りで現役を引退した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count