打点王エンカーナシオンがインディアンスと契約合意 3年総額70.5億円
年俸約23億5000万円の3年契約+4年目オプション付き
ブルージェイズからフリーエージェント(FA)になっているエドウィン・エンカーナシオン内野手がインディアンスと契約合意に至ったと、複数の米メディアが報じている。米スポーツ専門サイト「FanRag Sports」のジョン・ヘイマン記者によれば、年俸2000万ドル(約23億5000万円)の3年契約で、4年目の契約は球団が選択権を持つ。
メジャー通算310発の大砲が、ついに移籍先を決めた。エンカーナシオンは2012年に42本塁打を打って以来、5年連続で34本塁打以上を記録。2014年こそ98打点だったが、最近5年で4度100打点超え、今季は127打点でア・リーグ打点王に輝いていた。
FOXスポーツのケン・ロゼンタール記者によれば、インディアンスとの契約は4年目に球団が選択権を持つ年俸2500万ドル(約29億3700万円)のオプション付き。3年総額6000万ドル(約70億5000万円)となり、最大8000万ドル(約94億円)に上るという。
エンカーナシオンの契約先が決まったことで、これまで停滞気味だった強打者のFA市場が一気に動くことになりそうだ。次なる大物は、同じくブルージェイズからFAになったホセ・バティスタ外野手。エンカーナシオンの獲得に失敗した球団がどう動くか注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count