上原浩治、あらためてWBC辞退を報告 「本当に悔しい思いがあります」

ブログで心境を綴る、「自分が出た第一回とは全く違う感じだろうなぁ」

 レッドソックスからFAとなり、カブスと契約した上原浩治投手が23日にブログを更新。来春のWBC出場を辞退したことを改めてファンに報告した。

 上原は21日にテレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」に生出演。野球日本代表「侍ジャパン」の一員としてのWBC出場について「はっきりいわせてもらうとお断りしました」と明かし、球団から不参加の要望があったとしつつ、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話していた。

 この日、「申し訳ない…」とのタイトルでブログを更新した右腕は「報道ステーションを見てくれた方々は分かってると思いますが、今回のWBCは辞退
させていただきました。本当に悔しい思いがありますが、自分はカブスの一員になったわけで、そのチームから、社長からGMから、あまり出てほしくない旨を言われたら仕方ないよね。上からの言葉は大事だしね。雇われてるわけだし…」と改めて決断の理由を説明した。

 第1回大会には日本代表として出場し、優勝に大きく貢献した。ただ、今回は各国がメジャーリーガー中心の強力メンバーを揃えているとこともあって「レベルの高い大会になることは間違いないだろうね」と予想。「自分が出た第一回とは全く違う感じだろうなぁ。影ながら応援させてもらいます」と綴っていた。

 カブスは今季、108年ぶりにワールドシリーズを制覇。来季も世界一の筆頭候補で、上原はセットアッパーを任されることが有力視されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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