偉業達成をもう1度! イチロー3000本達成映像が最も再生された映像10選に

カブス108年ぶり世界一、最年長投手コローン初本塁打も選出

 メジャーでは、2016年もさまざまな記憶に残る瞬間が生まれた。108年ぶりにワールドシリーズ制覇したカブス優勝の瞬間、2016年唯一となったジェイク・アリエッタ投手(カブス)のノーヒットノーランなど、誰もが何度でも繰り返し見たいと思う瞬間があるだろう。MLB公式動画サイト「Cut4」では、今季最も再生回数の多かったハイライト映像10本を紹介。その中には、マーリンズのイチロー外野手が史上30人目となるメジャー通算3000安打を決めた瞬間の映像も選ばれていた。

 ファンが何度も繰り返し見た今季のハイライト映像には、5月7日パドレス戦で現役最年長投手バートロ・コローンが放ったキャリア初本塁打、5月15日にレンジャーズとブルージェイズの間で起きた両軍合わせて8人退場の大乱闘、エース右腕ホセ・フェルナンデスが急逝した翌日9月26日に行われたマーリンズの試合、そしてカブスが108年ぶりに世界一となったワールドシリーズ第7戦など、2016シーズンを彩る名場面が並んだ。

 イチローが偉業を達成したのは、8月7日敵地でのロッキーズ戦だった。「6番・中堅」で先発したこの日、7回の第4打席で放った打球はライトフェンス直撃の三塁打。敵地ながらスタンディングオベーションを受けた背番号51は、ヘルメットを高々と上げて熱い声援に応えた。

 アジア人初、そして長いメジャーの歴史を紐解いても、たった30人しか到達したことがない偉業達成の瞬間は、2016年を超えて、これから何度も繰り返し見られる映像になるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY