田中将大は生まれ変わりつつあるヤ軍の「鍵」 「疑いようのないエース」
球団公式サイトが2016年の活躍を改めて称賛「不安の声を黙らせた」
メジャー3年目で自己最高の成績を残した田中将大投手の活躍が、2016年のヤンキースの「鍵となった出来事」の1つに選ばれた。球団公式サイトが「ヤンクスは2016年に未来を垣間見る」とのタイトルで特集記事を掲載。重要だった出来事としてトップ5が挙げられており、「タナカ・タイム」は3位に入っている。
記事の寸評では、メジャー移籍後初めてシーズンを通して先発ローテーションを守った日本人右腕について「田中は2014年のMLBデビュー時に負った右肘靭帯部分断裂と付き合いながら登板し、不安の声を黙らせてみせた」と活躍を称えている。
田中はヤンキース1年目の2014年に開幕から獅子奮迅の活躍を見せながら、7月に右肘を痛めた。約2か月半の離脱を余儀なくされ、続く2015年も少しでも不安定なところを見せると、地元メディアはコンディション面に不安があると指摘した。
しかし、今季の活躍はそういった“批判”を跳ね返すものだったという。