ダルビッシュの契約延長交渉は今後本格化? GM期待「怪物的なシーズン送る」
“完全復活”へ高まる期待も…契約延長交渉は「まだ真剣に話し合っていない」
レンジャーズのジョン・ダニエルズGMが、来季が6年契約の最終年となるダルビッシュ有投手について、「怪物的なシーズンを送るだろう」と大きな期待を寄せている。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」が報じた。
ダルビッシュは来オフにFAとなるため、去就に注目が集まっている。地元メディアはすでに、今オフ中の契約延長やトレードでの放出の可能性もあると指摘。レンジャーズ側は契約延長に興味を示していると報じられている。「ダラス・モーニング・ニュース」でレンジャーズ番を務めるエバン・グラント記者は、ダルビッシュ残留には6年総額2億ドル(約230億円)程度の契約が必要との見解を以前に示していた。
同紙によると、同GMは28日(日本時間29日)にイベントに参加し、日本人右腕について言及。女房役のジョナサン・ルクロイ捕手も来オフにダルビッシュと同じようにFAとなるため、2人との契約延長交渉の状況についてイベントで質問を受け「ルクロイ、そして彼の代理人と真剣に話しあっていない。代理人との非公式な会談はあったが。ダルビッシュについも同様のことが言える。私たちは彼らと腰を据えて話していくつもりだ」と答えたという。まだ、交渉は本格化していないようだ。
さらに、「市場はユウ・ダルビッシュに目を向けていない」とも説明しており、トレードの可能性は現時点では大きくなさそうだ。