史上6人目の2000安打&400盗塁へ 2017年、大きな数字に挑む中日荒木
2000安打へ39本、400盗塁へは27盗塁に迫る
2016年は、広島・新井貴浩内野手が通算2000本安打、黒田博樹投手が200勝を達成。広島の両ベテランが脚光を浴びたシーズンだった。今年は打者でも注目の集まる「数字」がいくつかあり、2000本安打達成の期待がかかる選手は多数いる。
巨人・阿部慎之助捕手は昨季まで通算1917安打で、金字塔まであと83本。大きな故障さえなければ、達成は間違いなさそうだ。ソフトバンク・内川聖一内野手も通算1896安打で、残り104安打。昨季は極度の打撃不振に苦しんだ阪神・鳥谷敬内野手も通算1872安打。大記録まで128安打と迫っている。この3選手はコンスタントにヒット数を減らしていけるだろう。
ただ、2000本安打に最も近いのが、中日・荒木雅博内野手だ。ここまで通算1961安打で、あと39本。達成は間違いなさそうだが、15年は97試合出場で53安打、16年は93試合出場で71安打と、全盛期のように安打数を伸ばせていない。ロッテの福浦和也内野手も通算1932安打で、あと68本だが、両ベテランは出場機会がカギになる。