途絶えぬ韓国ブーム SFジャイアンツが韓国人三塁手獲得に興味と米メディア

疑問は韓国での成績がどれだけメジャーで反映されるか…

 大きな疑問は、韓国での成績がどれだけメジャーの成績に反映されるか。球団公式サイトでは、近年の韓国人メジャーリーガーの成功例としてパイレーツの姜を例に挙げているが、その他の選手は「ばらつきがあった」と指摘。ツインズの朴(打率.191)は期待通りとはいかなかったが、オリオールズの金(打率.302)、マリナーズの李(14本塁打)は「安定した貢献をした」としている。

 同時に、今オフにブルワーズと3年契約を結んだ昨季韓国リーグ本塁打王エリック・テームズにも注目。「2011-12年にメジャーでは打率.250だったが、韓国では2年で87本塁打を放ち、ブルワーズとの3年1600万ドルの契約を勝ち取った」とし、両国での成績が必ずしも一致しない一例としている。

 近年メジャーで続く韓国人選手ブームを引き継ぐのか。黄の去就からも目が離せなそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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